城北剣志会

一般財団法人全日本剣道連盟平成19年度少年剣道奨励賞受賞団体
東京都北区剣道連盟登録団体

会長からの挨拶

会長からの挨拶

剣道は剣の理法の修練による人間形成の道である。

2014年3月15日掲載

小川二朗小川 二朗(教士七段)

城北剣志会は昭和59年(1984年)10月に旧都立城北高校剣道部OB有志で設立しました。当会は日々の稽古を通じて心身を錬磨するとともに、青少年の育成と会員相互の親睦をはかることを目的として活動をしています。正しい剣道を目指し基本を重視した稽古を行いながら、剣道修行を通じて人生を楽しく豊かなものにするために努力しています。

少年部では、子供たちが剣道の稽古を継続して学ぶことにより、以下のようなことが養われるように指導しています。

体力増進と積極性の育成

心身を鍛え、大きな声を出すことで運動に親しむ資質や能力を育てるとともに、健康の保持・増進を促し体力を向上させます。また、 剣道が上達することで自信がつき、物事に対して積極的で向上心を忘れない気持ちが育ちます。

礼儀正しさと責任感を育てる

剣道の特性ともいえる礼法を知ることで挨拶の仕方を学び、目上の者に対してものおじしなくなります。 高学年になると低学年や初心者の面倒を見ることで相手を思いやる気持ちや連帯感、そして責任感が育ちます。

集中力を高め正義感を養う

剣道の稽古や試合では、相手の動きに応じた技を使うことで集中力が高まります。そして正々堂々と試合をして勝つ喜びを知ることで、自信と正義感が育ちます(ズルをして勝っても楽しくない)。また、負けることからも次はどうすれば勝つことが出来るのかという自分の課題を見つけ出し、工夫・努力をする態度が育ちます。

能力や上達度に応じた段位審査がある

当会では、小学生から始めた子供達には7級〜1級、中学生では初段を取るように指導しています。 各自の目標に向かって努力をし、昇級・昇段していく事で喜びや楽しさを味わい、明るく豊かな生活を営む態度を育てます。

一般部では火・土曜の通常稽古で必ず地稽古(互角稽古)の時間を1時間とっていますが、基本が大切であるとの考えから、土曜日には基本打ちと基本技も行っています。 また、金曜日の自由参加の稽古では剣道形や、段に応じた技の練習を行っています。 互い切磋琢磨の厳しい稽古を行う中にも、和気あいあいとした楽しい雰囲気です。剣道には交剣知愛という言葉もあります。皆様もぜひ一度足をお運び下さい。

小川二朗

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